「足のしびれ・・・。」
「足の裏・かかとが特にしびれる」
と気になる場合には、
「足根管症候群(そっこんかんしょうこうぐん)」
という病気にかかっているかもしれません。
足根管症候群の原因は、
「後脛骨神経(こうけいこつしんけい)」
という神経が障害されることでおきます。
ふくらはぎ・かかと・足の裏を走る後脛骨神経が圧迫されたり、損症をした場合には、しびれや痛みの症状が現れます。
むしろ、足の裏のしびれよりも、痛みのほうが強いようなので、しびれだけの病気に比べて、病院へ受診するタイミングは早くなりそうです。
足根管症候群の症状が軽いものの場合は、痛みよりもしびれを先に自覚することもありますので、しびれに気付いたら、まず医師に診断してもらいましょう。
治療方法は、
・ステロイド薬
・麻酔薬
を使用します。患部に注射をすることによって苦痛や、神経の炎症をやわらげる治療が行なわれます。
また、足のしびれや苦痛を軽度にするためには、靴をはいたときに患部が圧迫されないように靴を矯正するとよいでしょう。これらの治療法を行なっても、しびれや苦痛の改善がなければ、手術を行なって神経の圧迫を取り除くことになります。
「足の裏」というのは、身体全体の平衡機能をつかさどる大切な部分でもあります。人間は身体のバランスを保つために
●視覚情報
●耳の三半規管の情報
●足の裏から伝わる情報
を使っているのです。
ですので、足の裏がしびれていると、身体全体のバランスが保てなくなり、平衡機能の問題も発生してしまいます。
PR