足のしびれ・・・。
足の指先のほうのしびれが特に気になるというときには、「血管性」のしびれかどうかをまず疑ってみてください。
なぜなら、血管性のしびれというのは、手足の指先といった体の中心から遠い、端のほうからあらわれる傾向があるからです。
特に足の指先のしびれが気になるという場合には、十分注意してください。
糖尿病にかかっている場合には、
・毛細血管が障害された
・神経が破壊された
というような症状として、足のしびれが出現するケースがあります。
また、手にもしびれの症状があらわれる場合がありますので、注意しましょう。
すでに、糖尿病の治療を受けている人は、主治医の先生に相談してみるのが良いでしょう。
また、しびれだけではなく、間欠性破行(かんけつせいはこう)と呼ばれる症状(※)が出る場合には、閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)にかかっているケース場合がありますので気をつけてください。
(※)間欠性破行(かんけつせいはこう)とは・・・
歩くと足に痛みが起こり、ちょっと休憩すると苦痛が消えて歩けるようになるが、また歩くと同じように痛みがでる症状のこと
閉塞性動脈硬化症といっても、高齢者の方には多かれ少なかれ動脈硬化がみられるものですし、長時間におよび何らかのクセのある姿勢続けている方も多いものです。
しかし、このような場合に、下肢の血行障害により、しびれを感じたてしまったり、しびれとともに苦痛を感じたりして、歩行している途中で痛みを訴える人もいます。
初期のうちはしびれを感じているのですが、徐々に痛みに変わっていく・・・という人が多いようです。先にも書きましたが、動脈硬化というのは、ある程度の年代になると誰にでもみられるものです。
しびれや痛みを感じてから、「どうしよう」と焦ってあわてるよりも、普段から動脈硬化を防ぐ生活習慣に目をむけ、姿勢を正すといったことに注意してみましょう。
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